読み書き苦手な子の母であるST&OTの本音トーク
読み書きにつながるゲームや遊び
5月25日(土)21:00 -
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サキ(言語聴覚士)
みねこ(作業療法士)
本音トーク動画
要約バージョン
要約版:読み書きが苦手な子どもを持つ保護者×専門職が、家庭でしてきた・している読み書きにつながるゲームや遊びを共有。いろんな遊びを知って、家庭で子どもと一緒に楽しむきっかけ作りの内容をお届けします。
ゲームや遊びの選び方・実践例
読み書きが苦手な子どもたちが楽しく学べるよう、専門家ママ二人が実際に家庭で実践してきたゲームや遊びをご紹介します。
サキさんが重視していること
- 語彙を増やすこと・熟語に親しむこと
- 勉強ぽくないこと
- わたし以外の家族と楽しめること
みねこさんが重視していること
- おもしろそう!楽しい!やってみたい!
- 訓練にはならないこと
- 興味を示したもの、楽しくできるもの
- 一緒に楽しむ
サキさんのおすすめ実践例
- ポケモン:図鑑でカタカナに親しむ、ポケモンカードで文字に触れる
- あつまれどうぶつの森:「ローン」「商店」「魅力」「収納」など生活に即した語彙
- 本「たくさんのふしぎ」:寝る前の読み聞かせで語彙を増やす
- ドラえもん:昔の漫画なので熟語が多い、日常のやりとりを客観視
- すごろくランド:楽しく文字に触れる
- しりとりぐるぐるカード:姉妹で楽しめる
みねこさんのおすすめ実践例
- 習字アート:黒×シルバーで好きな字を書き、CANVAで背景変更
- なんじゃもんじゃ:表現・語彙を増やす、他者の視点から学ぶ
- あいうえバトル:お題に対してキャラクターをホワイトボードに書く
- 砂遊び・自動販売機・カラオケキーボード:指の巧緻性、感覚、道具の操作
- 風船バレー・バドミントン:眼球運動・姿勢コントロール
- YouTubeの字幕付きカラオケ:音と文字のつながりを確認
参加者からのおすすめ
- ジェグロ社 frame shapes:文字がどんなパーツからできているかを認識
- 問題カードの図形がどの形の組み合わせなのかを一緒に見つける
- 線の分解と再統合、空間の認知を楽しく鍛える
- 文字の特徴から必要なスキルを分析して選んだおもちゃ
大切なポイント
- 直接読み書きに関することじゃなくても、身体を使ったり道具を使ったりする経験が大事
- 外に出ていろんなものに触れることも、ことばや文字への興味につながる
- 眼球運動や姿勢、鉛筆や消しゴムの操作など、読み書きにつながるいろんな経験が重要
- 子どもの興味を大切に、楽しく継続できることを選ぶ
読み書きにつながるゲームや遊びは、直接文字に関係していないものでも
いろんな土台の上に成り立っています。
子どもが「おもしろそう!」と思えるものを一緒に楽しむことから始めましょう。
いろんな土台の上に成り立っています。
子どもが「おもしろそう!」と思えるものを一緒に楽しむことから始めましょう。